院長ごあいさつ

慢性腎臓病は、 現代日本の国民病といわれ、 たいへん身近な病気です。 わが国で、 慢性腎臓病が悪化して透析治療を受けている人の数は令和2年（2020年）末で347,671人に及びます。 これは国民の約360人に1人という膨大な数です。
私どもの法人は、 昭和62年（1987年）に東和病院透析室を開設し、 この地域で、 腎不全の患者さまに寄り添い、 日進月歩の腎不全治療技術の進歩とともに歩んでまいりました。
このたびはさらに一歩を進めて、 患者さまを優しく包み込み、 患者さまが安心と癒しを感じ、 日々満足して生活できる環境を提供したい、 という思いから、 新クリニックを開院しました。 最新の透析機械をそろえ、 透析医療に長年携わってきた透析専門医師とコメデイカルが参画いたします。 エビデンスに基づいた治療を基本に最新の治療も取り入れ、 患者さまの人生、 生き方を尊重した世界最高水準の適確化透析医療を目指してまいります。
この目標を支えるのは、 患者さまを中心にして、 医師・看護師・臨床工学士・その他の医療従事者が輪になって造るチームの心です。 患者さまが主役になるチームプレーをみんなで創っていきましょう。